僕が、塾生に伝えたいことは三つあります。
一つ目は、欲を持つ・悔しがること、です。
これは僕が、先生に一番よく言ってもらったことです。とても抽象的な表現ですが、気づけば成績がうなぎ上りになります。悔しがる才能が僕にはなく、ずっと怒られっぱなしでしたが、怒るというのは、先生方の直してあげたい!という思いからの行為なので、それを無視すると相手にしてもらえなくなります。人間関係は自分の行動の鏡なので、言うことを聞かない塾生は相手にしてもらえません。
二つ目は、昨年の卒業生もおっしゃっていた「素直になること」です。素直になるというのは、先生の言うことを素直に聞くことです。先生方はぼくたちの何十倍も塾で受験の指導をしています。なので、先生のいうことは正しいです。危機感のなさも素直でないのが原因です。
先生がヤバイといったことは、本当にヤバいです。何十倍も受験を理解していて、指導してくださる先生がヤバイとったら、ヤバいので素直に聞きましょう。
三つ目は、「本気になること」です。本気になれば、状況が一変します。周りの対応も変わります。人間関係は自分の行動の鏡なので、こちらが本気だと先生も本気で対応してくれます。自分が変われば五十点くらい上がります。でも、本気になるのが二週間前だと、時間的に間に合わないので、苦手がつぶせなくなります。
家族へ
まず姉へ。丸付け、口頭試問、お守り作りなどをしてくれてありがとう。一月最初の方まで問題があったけど、最後まで協力してくれてありがとう。信頼しているよ。
両親へ。ほかの家庭より厳しくはなかったけれど、お弁当作りや送り迎え、口頭試問をしてくれてありがとう。これからどんどん恩返ししていくね。
最後に先生へ。一月に入っても本気にならず危機感もなく過去問で点数も出なかった僕を変えて、合格に導いてくれてありがとうございました。またゆうき先生などのように恩を返していきます。