体験の算数の授業が分かりやすくて、頭に入って、帰って宿題をしたらどんどん解けて、びっくりしました。子供達も先生に惹きつけられてるのがわかり、ただ面白いだけの授業ではなかったのでちょっと他とは違ってました。
種浦
お姉ちゃんが受験したんですよね?
母
はい、上は帰国子女枠だったんですね、最初に行った学校を気に入ってそのまますんなりでした。なので学校選びから塾選びから、この子が最初みたいなものです。
Hさん
楽しかったけど、好きだった先生が急に異動になったんです。新しく来た先生はうるさい男の子の注意もしなくて。全然わからなくなって、嫌になりました。
母
来た先生が大学生の女の先生でね、教え方とかも不満を言うようになりましたね。
種浦
それ3年生だよね。
Hさん
はい、そうですね。
母
最初の先生とは信頼関係を築きつつあったので、簡単に異動になって驚きましたね。あと、授業担当と面談担当の先生が違ったんですよね。それがちょっと信じられなかったですね。
種浦
それは嫌ですね、そして新しい塾を探した?
母
長谷川塾の噂を聞いていて、HPでこの塾の理念なんかを読ませてもらって、私の求めてるのはここかもしれない、って思いました。で、HPの卒業生に送るビデオをこの子に観せました。
Hさん
覚えてる。熱いなぁと思った(笑)
種浦
(笑)熱いよね。
母
でもここに行ってみたいってこの子が言いだしたんですね。すぐに体験に来ました。
Hさん
体験の算数の授業が分かりやすくて、頭に入って、帰って宿題をしたらどんどん解けて。びっくりした。
母
最初、国語の授業だったんです。衝撃的でした(笑)凄い楽しくて、今でも覚えてます。いろんな話をして、子供達も先生に惹きつけられてるのがわかりました。ただ面白いだけの授業ではなかったので、ちょっと他とは違ってましたね。
種浦
褒められて嬉しいわ(笑)
母
次の算数もびっくりしましたね。教え方とか。国語の授業とは全く違ってました。次の日に問題を解かせてみたんです。そうしたらすらすら解けてて、驚きました。宿題が早く済むようになって。自習も来れるし、質問も出来るし。本当に転塾して親子の諍いがなくなりましたね。
種浦
しかし、受験生は大変ですよね?どうだった?
Hさん
6年生になったら、急に怖くなった(笑)
種浦
だよね、志望校はいつくらいに決めた?
母
女子校が希望だったんだけど、自由で楽しめる女子校って鷗友学園女子中学校(以下 鷗友)しかないなと思って。6年生の最初くらいに、行きたいと思いました。
種浦
本気になったのは?
Hさん
1月の最後のほう(笑)
種浦
1月は結構みんな、学校に行く前に来てたから、どうだった?
Hさん
みんな朝5時からやってて。焦った。私も行かなきゃいけないかなとかちょっと思った。
母
1回、課題が終わらなくて、パニックになった時があって、無理やり午前1時くらいに寝かせて、2時前にメールしたんです。そしたら、その時間にすぐ返信がきて(笑)なんじゃ〜これって(笑)。この時間に来るんだって。そこに「今不安になることはないから大丈夫と伝えてくれ」っていうのと、びっくりしたのは「目覚ましを止めてくれ」って書いてあったんですね「明日はクリアな頭でもっとやらせてあげたいことがあるから」って。今するべきことをきちんと言って下さったので。驚いたし、安心しました。
種浦
その頃から志望校の過去問中心になるじゃない、それはどうだった?
Hさん
過去問やるのは楽しかった。鷗友の問題大好きだった。
種浦
他の塾とかしないでしょ?そんな風に。
Hさん
他は10校とか強制的にやらされるらしいけど、行くつもりのない学校もしなければいけないので、つまんないって言ってましたね。
種浦
意味ないよね(笑)あと、過去問を採点してもらってる時が緊張するって子が多かったけど?
Hさん
あ〜それは(笑)つまんないミスしていたら「あ〜〜〜おい〜〜」とか先生の声が聞こえるから、嫌だった(笑)
種浦
ごめんね(笑)こっちも必死だから。
母
けど、1月の受験はこの子ひとりだけ落ちて、私は正直、まさかと思って。焦りました。
Hさん
私はダメージなかった(笑)
種浦
そうなんだ、なんでだろ?
Hさん
行く気なかったし。終わった後、落ちたなって思っちゃったし。
母
その後も過去問でも点数が出なくて、私が焦りました。
Hさん
そんなに私は焦らなかったです(笑)長谷川先生から、もう少し焦ろって叱られました(笑)
種浦
その後もまた2月受験、落ちたよね。
母
そこは算数のテスト時間を10分、間違ったらしく、それがショックだったみたいですね。そのミスは引きずってましたね。
Hさん
そう、やっちゃった、って感じで。
母
でも今考えると、あの事でぐっと集中力が増した気がします。その次の受験は夫が連れて行ったんだけど、見た事ないくらい集中してたって。
Hさん
そんな事ないけどなぁ(笑)
母
けど、鷗友も終わった後、どうだった?って聞いちゃいけないって長谷川先生に言われていたので。聞きたいけど、聞けない(笑)
Hさん
でも次は大丈夫かなぁとか思ってた。
種浦
結構メンタル強いね。
Hさん
なんかずっと受験をしてるって実感はなかったです。合不合判定テスト受けてる感じでした。
母
やることやったって思ってるんでしょうね。
種浦
ずっと勉強してましたものね。合格は嬉しかったよね?
Hさん
吉祥女子中学校のテスト終わって出て来た時、お父さんとお母さんがいてにやにやしてたので、あ、受かったなと思った。
種浦
そりゃ嬉しいよ、お父さんお母さんは。長谷川先生からの合格おめでとう電話を受けられました?
母
私が受けました。びっくりしました。こんなに喜んで下さるんだって感激しました。こんなに思ってて下さったんだって。
種浦
受験生に伝えたい事はある?
Hさん
終わったら結構楽しいから、今頑張れ!(笑)あと先生の言う事しっかり聞いてやってれば大丈夫。
種浦
お母様から受験生の親御さんに伝えたい事は?
母
私が気にかけていた事は、まず子供をきちんと見て、気持ちを聞く事でした。長谷川先生が先に気づく事もありましたね。最近この子が覇気がないので、何かあると思う、ちょっと注意して見てやって下さいって。そんなときは会話をしたら見えてきました。私が出来ない事は先生がきちんと対処して下さいました。なので、何度も助けられました。
種浦
我々もその時期になると、毎日見てますからね。
母
そうですよね。そうやって注意して気持ちを聞いてあげると、子供も安心して、取り組めたみたいです。反抗なんかもほぼなく。我慢はしてたんでしょうけどね。
種浦
あと、スケジュール表の記入とか、大変ではなかったですか?
母
いいえ、あれがあることがよかったです。毎晩スケジュール表の反省を一緒にやりました。やれなかった事、明日やるべき事が分かってきましたね。
それも、もちろん自分で考え、自分で答えを出すので、次の日の行動には責任も伴いますからね。よかったです。
種浦
6年生の最初、我々は彼女のメンタル面の弱さを気にしてましたが。
母
そうなんです、6年生の最初の面談で言われました。メンタル面の弱さが今から6年生全体で一番心配だって。これからどんどん叱っていきますって言われました。上手くいったときは褒めてもくれたので、バランスは絶妙でしたね。叱られても意味のあることだったし。強くなったね。本人なりに消化してくれて成長してるのを見れました。
Hさん
叱られるのは怖かったです。けど、いつか終わるだろうって思ってました。
種浦
強くなったね(笑)
母
世間では一般的に子供のメンタルは親が鍛えろなんですよね。有名なカウンセラーかなにかの本でもあったんですけど、とにかく褒めて自信をもたせろみたいな。けど無理なこともありますよね?どうすればいいのって。結果、今この子が本当に強くなれたのは、先生達のお力添えがあったからですよね。
種浦
ありがとうございます。
母
受験生の親はとにかく不安なんです。だけど、ここに来て、たった一回でこの子のことを見抜いてくれて。鷗友くらいは必ず合格させますって言ってくれたんです。その自信は本当に凄いなって思いました。だってそれって、自分の首をしめることになるわけじゃないですか?これだけの自信は本当にプロだなって思いました。一本筋が通った理念があって、この先生にかけてみよう、付いて行ってみようって思えました。もちろん時には不安になりましたが、信じて付いて行けば大丈夫でした。
種浦
素晴らしいお言葉、ありがとうございます。
母
信頼出来る、頼れる先生がいる塾を選ぶ。それがあるかないかで大きく違いますね。子供のメンタルもですが、親のメンタルもしっかりしてないと、子供はもっと不安になりますからね。
種浦
信頼出来る先生に出会っても大手の塾は簡単に異動がありますからね(笑)
母
そうですね(笑)
種浦
よく辛い受験を乗り越えたね、お疲れさま。
Hさん
受験終わったら、これしようとか、こんなとこ行こうとか、お姉ちゃんと話したりしてて、それは結構励みになったかな。
種浦
そうか、じゃあそれを今から実行して!本日はありがとうございました。